マスコットキャラクター

こおりやま広域圏の17市町村は、それぞれ地域の特性を生かした多彩なマスコットキャラクターを誕生させ、さまざまな場面で、地域のイメージアップに活用している。個性あふれるマスコットキャラクターを紹介する。

郡山市

 平成22年3月20日に誕生した郡山市イメージキャラクター。郡山市を「日本一魅力あるまち」にするため、毎日がんばっています。
 帽子には、音楽都市“楽都”郡山を表す音符をデザインし、また、郡山産米「あさか舞」に代表される米どころを表す稲穂をワンポイントに、郡山の豊かな自然を表すグリーンの洋服を身にまとったキャラクターです。

なまえ がくとくん
生年月日 平成22年3月20日
生まれた場所 夢の国ドリームランド(郡山カルチャーパーク)
性 格 人なつっこく、陽気。好奇心旺盛で楽しいことが大好き。開拓者精神(フロンティアスピリット)にあふれ、何にでも挑戦するチャレンジャーです。
音 楽 ジャンルを問わず演奏することも聴くことも大好き。郡山市出身で世界的指揮者の本名徹次さんを(一方的に)師と仰いでいます。
大好物 郡山産米「あさか舞」のごはん。ご当地グルメ「こおりやまグリーンカレー」もお気に入り。
特 技 ベースの演奏(ホントに弾けるよ!)。音楽都市・郡山をさらに盛り上げるため、妹のおんぷちゃんたちと「がくとくんバンド」を組んで、ライブ活動もしています。

 がくとくんの妹、おんぷちゃん。恥ずかしがり屋さんなので、お出かけはいつもお兄ちゃんのがくとくんと一緒です。東北のウィーン「楽都郡山」が一目でわかりやすい、楽譜と音符の形をした帽子をかぶり、スカートはピアノ、右手にタクトを持ったキャラクターです。郡山の魅力をタクトで奏で、音楽のことで頭がいっぱいです。

なまえ おんぷちゃん
生年月日 平成23年11月12日
生まれた場所 ニコニコこども館
性 格 人見知りの恥ずかしがり屋さんだけど、お兄ちゃん(がくとくん)思いで、大好きな音楽のことには、とても積極的。
音 楽 お兄ちゃんと同じく、音楽が大好き。ピアノが趣味で、「がくとくんバンド」ではキーボードを担当。
将来の夢 お兄ちゃんと一緒に郡山市民文化センターの大ホールで演奏すること。

須賀川市

 日本三大火祭りの一つ「松明あかし」の松明の火の粉が須賀川の名所のG一つである「牡丹園」の牡丹の花びらに降りかかり生まれた、炎と花をつかさどる妖精。
松明の炎の「力強さ」と「明るさ」、牡丹の花のような「美しい心」を持っている。

なまえ ボータン
生まれた日 平成6年3月28日
出 身 須賀川市
仕 事 仕 事
好きなもの 須賀川特産「岩瀬きゅうり」を使用した須賀川名物「かっぱ麺」
特 技 みんなを元気にする「元気の炎」

二本松市

 東北の秋を彩る「二本松の菊人形」のマスコットキャラクター。
 菊の花をイメージした可愛いあたまがチャームポイント。
 二本松のおいしいものが大好き
 菊人形会場や各地のイベントでのPR活動のほか、TwitterやInstagramで、二本松の魅力を発信している。LINEスタンプも好評販売中!

なまえ 菊松くん(きくまつくん)
出身地 福島県二本松市
誕生日 9月9日(菊の節句) 9歳
好きな食べ物 あだたらカレー

田村市

 オリオンちゃんは現在の田村市に合併前、滝根町町制施行60周年を記念として、滝根町がキャラクターを募集。平成12年に応募総数590点の中からデザインが選ばれ、愛称を募集で滝根町立広瀬小の当時1年生が名付親になり、同年11月26日に誕生したキャラクターです。
 誰でも知っているオリオン座がモチーフのキャラクター。8つの星の光度も表され、これまでの日本のキャラクターになかったフリーハンドのあたたかいタッチで「自然豊かなやさしい町」の雰囲気がデザインされています。星空から舞い降りる妖精のようなやさしいイメージが感じられます。 ギリシャ神話では、巨人の狩人オリオンとされています。
 空気がきれいで大自然の中や星空のきれいな場所は大好きで、夜空を喜んで飛び回ります。けれど雨天、人混み.車の渋滞など汚れた空気のところは苦手で、元気がなくなるデリケートなオリオンちゃんです。

【カブトンファミリー】

 常葉町(現・田村市常葉町)は昭和63年6月4日を「ムシの日」に制定し「カブトムシが元気に育つ阿武隈の自然と環境を守り、豊かな資源を活用する「カブトムシ自然王国」を建国した。
 町は農産物の苗を育てる肥料になる良質の腐葉土を作るのに必要な落ち葉を集めるため雑木林を大切に守り、カブトムシの生息には最適で、絶好の産卵場所となった。
 春先、腐葉土の中にどっさりと残ったカブトムシの幼虫を町おこしに利用するため、昭和62年に「カブトムシの会」を結成。企業とタイアップし「幼虫観察セット」を全国発送する活動を開始した。
 町は「カブトムシ自然観察園」を建設し、日本初のカブトムシドームを設置した。

 旧常葉町が1987年にミニ独立国「カブトムシ自然王国」として独立を宣言。その王子様的存在として、1993年に宇宙の「ビートル64星雲」から派遣されてきた。
 もともとはカブトムシだが、飛ぶことや木登りは苦手である。
 誕生日は1987年6月4日。
 身長210センチ以上、体重1カブトン(=約100キロ)
 性格は見た通り、いつも笑顔で優しい。
 メロンが好物で、特技はじゃんけん。

  2001年に福島県で開催された「うつくしま未来博」開催がきっかけでカブトンのお嫁さんとして誕生。 全国から300以上の候補者の中から選ばれ、2001年7月14日に未来博開場で結婚式を挙げる。結婚を祝って常葉町の小学生約150名がカブトンとカブリンのイラスト入りTシャツを着てパレードに参加した。(誕生日も2000年6月4日)
 身長は約175cm、体重は秘密
 明るく朗らかな性格で、桃が好物、特技は「あっち向いてほい」

 2004年7月に常葉町で実施された「第一回全国カブトムシこどもサミット」開催を記念しカブトンとカブリンの子供のイラストを全国公募。約350点の応募の中から選ばれた。(誕生日は2004年7月31日)
 全国カブトムシこどもサミットには沖縄、奈良、東京、宮城から小学生を招待し、それぞれカブトムシの研究発表をした。サミットでは「カブトムシが住み良い緑あふれる里山を守り続ける」等6項目の共同声明を発表し、常葉町及び県内各地からの参加者は300名以上となった。いつまでも赤ん坊のままで、好物は樹液ミルク

本宮市

 「まゆみちゃん」は、その名のとおり、まゆみの木の実がモチーフ。 おなかには、「福島のへそのまち本宮」を表す、かわいいおへそがあります。
 本宮市の木である「まゆみ」は、強くしなやかで、古くから人々に親しまれ、心に安らぎを与える木です。限りなく発展する本宮市の姿とまゆみの木のイメージを重ねながら、「まゆみちゃん」をその象徴としています。

 震災からの復興を願う本宮市民の思いがひとつに集まり、まゆみの木に魂が宿って「まゆみちゃん」は誕生しました。いつどこにあらわれるかわかりませんが、人の集まるイベントには必ず姿を見せては「福島のへそのまち もとみや」から元気を発信してくれます。

なまえ まゆみちゃん
誕生日 2月24日
性 格 おおらかで優しい
好きな食べ物 本宮烏骨鶏(卵とやきとり)、白沢とろろ芋、アサヒビール
得意な動き 両手で手を振ること。 投げキッス。おしりフリフリ(ときどきバランスをくずしてしまうことがあります)
ここだけの話 後ろ姿がとってもキュート!カボチャパンツが少し見えています。

大玉村

 たまちゃんは大玉村の「玉」から名付けられ、頭は安達太良山がモチーフ。顔には大玉村の桜、お腹には特産物のお米をあらわしています。

誕生日 2007年12月3日
好きな食べ物 大玉の米・野菜・果物

鏡石町

ホルスタイン・かがみうし種の牧場のあーさー♪です。
その昔、唱歌「牧場の朝」のモデルとなった岩瀬牧場に、オランダから輸入された13頭の乳牛の子孫です。
「進化する鏡石町」をも~っとも~っと!元気で楽しい町にするべくやってきました。

天栄村

 頭のかたちは二岐山がモチーフ。誕生日は9月29日です。湯本小学校二岐分校に通学している小学1年生で、二岐山に住んでいる。お祭りなど、にぎやかな所が大好きで、凍み餅が大好物。

生年月日9月29日
年 齢湯本小学校二岐分校1年生
生息地天栄村二岐山
特徴頭のかたちは二岐山がモチーフ
好きな食べ物凍み餅
苦手な物自動車
性 格お祭りなど、にぎやかな所が大好き
誕生のきっかけ湯本小学校の児童が考案
一言天栄村に遊びに来てね

磐梯町

 ロボット風の「ロボ」、磐梯町の「ばん」、そして史跡「慧日寺」の「じぃ」をとって「ロボばんじぃ」と名づけられた。町名の「ばんだい」という名前の響きが同じというつながりから、オモチャメーカーの「バンダイ」の協力で誕生した。

名 前 ロボばんじぃ
性 格 陽気で熱い心の持ち主
チャームポイント 胸とお腹でキラリと光るライト
得意技 ばんじぃジャンプ(みんなで一緒にジャンプしてみよう!)

猪苗代町

猪苗代が生んだ世界の偉人・野口英世博士をモチーフにしたキャラクター。
いつも試験管を持ち歩き、研究熱心。

石川町

 太陽の光、石の光、水の光を表す。
 特徴は、明るく元気、スポーツは何でも得意。  太陽にあたるとキラキラと輝き、未来の石川を担う子供をイメージしている。

玉川村

 「クックちゃん」は、玉川村の鳥、山鳩をイメージして誕生したマスコットキャラクターです。名前の由来は、山鳩が「クックー」と鳴いていることから名付けられました。

なまえ 山鳩のクックちゃん
生年月日 平成3年10月17日
性 格 恥ずかしがり屋だけど、チャレンジ精神旺盛
チャーム
ポイント
つぶらな目と大きなおしり
目 標 玉川村を広くアピールして、玉川村を有名にすること。また、鳥なのでいつの日か大空を舞いたいです。
身 分 玉川村の名誉職員(平成3年11月1日付け辞令交付)

平田村

 マスコットキャラクター、「ジュッピー」です。
 平成16年5月5日生まれ、永遠の8歳の芝桜の妖精の女の子。ジュッピーちゃんと呼ばれています。
 平田村の「ひ」の字をモチーフに、村内のジュピアランドひらたに咲き誇る芝桜をあしらっている。
 名前の由来となっている「ジュピアランドひらた」には、「人と自然が楽しく集う場所」という意味があり、「ジュッピー」は、人と自然の仲介役という役割を果たしています。

浅川町

 「あさまる」は、平成10年3月30日に浅川町のイメージキャラクターとして誕生したキャラクター。浅川町を多くの人に知ってもらうため、浅川町を元気にするために活躍しています。
 「あさまる」という名前は、浅川町の「あさ」と、体の「まる」い形が名前の由来です。
特徴は、丸い体に、大きくてつぶらな瞳。そして、ひときわ派手なこの頭。浅川町で毎年8月16日に開かれている「浅川の花火」というイベントの名物花火である「地雷火」という花火がモチーフとなっています。

古殿町

やぶさめくんは、古殿町イメージキャラクターとして平成22年に誕生しました。
 800年前の鎌倉時代から伝わる「流鏑馬」がモチーフで、古殿の未来をささえる元気な少年のキャラクターです。
 着ている服は流鏑馬の衣装をイメージしています。青色は古殿の豊かな自然と町民の方の純朴な心、赤色はふるさとを想う熱い心をイメージしたデザインとなっています。腰のところにある桜のマークは「越代のサクラ」を現しています。
 親しみやすいかわいい雰囲気が特徴です。

三春町

【実在した愛姫】
永禄11年(1568年)三春城(現在の城山公園)で愛らしい女の子が誕生し、「愛」と名付けられました。「愛姫」の誕生です。愛姫は戦国大名である三春城主田村清顕公の娘で、天正7年(1579年)に数え年12歳で伊達家に嫁ぎ、伊達政宗公の正室となった人物です。平成30年で愛姫生誕450年を迎えました。
【キャラクターとしての愛姫】
戦国時代の田村家の姫「愛姫」を模したCPSS-AI※。かつて戦国時代に存在したオリジナルの愛姫を模したAIとしての自分の生きる意味を求めている。
※Cyber Physical Social System-AIの略で、アニメ内のゲーム「IXA」で登場する戦国武将を模したAIのこと。

三春町のマスコットキャラクター「こまりん」は平成26年4月11日に誕生。町内外のイベントに参加し、三春町をPRしる。
 もともと子育て守りの三春駒。もっと子どもたちと遊びたくて、平成26年の滝桜の開花日に誕生。お腹の梅桃桜の花は「三つの花が同時に咲いて一度に三つの春が来る」という三春町の名前の由来を表している。

小野町

 小野町60周年を記念して町のイメージキャラクターとして制作された。
小野小町をモチーフとしており、平安時代の書物に描かれているような「平安美人」をイメージして、「十二単」「殿上眉」「中央から分けた長い髪」をデザインに含めている。
 小野小町の有名な歌で、百人一首にも選ばれた「花の色は移りにけりないたづらに我が身世にふるながめせし間に」にある、「花(桜)」と、小野町の観光名所「千本桜」を掛け合わせて、桜もモチーフに取り入れ、小野町ならではの独自性をだした。
 女流歌人らしく知的な女性を可愛らしく表現。丸い頭部は「小」と書かれた扇を顔に当てると、小野町の町章に見えるようになっている。